🦷歯はどのように作られるのか🦷

2023年04月07日

誰も押したり引いたりしていないのに、どうして歯は勝手に生えてくるのか。

不思議に思われた方も多いと思います。

そもそも歯とは、顎の骨のなかにできた「歯の種(歯胚)」が育ったものです。
その歯胚がまず「歯の頭(歯冠)」をつくり、最後に「歯の根っこ(歯根)」をつくります。
永久歯の成長と共に、乳歯の歯根は「破骨細胞」により、少しずつ溶かされていき、
支えがなくなったところで抜け落ち、永久歯が生えてきます。

 

 

 

 

 

永久歯が生えるのは歯根ができるときのパワーのおかげです。
歯根がグングンと伸びるエネルギーで、歯は外に向かって頭を押し出していきます。

 

歯が生えてくる時に出血しないのは何で?

歯が生えるときだけ、血管の通っていない歯茎の粘膜上皮と歯を覆う上皮が一体化して、
歯の通り道を作り、血が出ないように歯を通してくれるのです。

一生懸命生えてきてくれる永久歯をずっと大切にしていきたいですね!

 

 

 

 

 

日本歯周病学会 認定医
日本歯内療法学会 専門医
日本歯科保存学会 認定医
アメリカインプラント学会 認定医
ジャパンオーラルヘルス学会 予防歯科認定医

米国ロマリンダ大学インプラント科 卒業
北海道医療大学 歯学部 歯周歯内治療学分野 非常勤講師
歯学博士

札幌歯科 坂本渉