Whitening

ホワイトニングとは、歯の黄ばみを分解して自然な白さに導く施術です。
これは歯を削ることなく、専用の薬剤を使い行います。

歯の黄ばみとは、表面の汚れではなく、歯自体が加齢や生活習慣などによって黄ばむことで起こり、これはクリーニングで落とすことはできません。ホワイトニングは、歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、歯の黄ばみ、色素を分解して歯を白くしていくため自然な色の仕上がりを目指すことができます。

ただし、ホワイトニングをしても白くならないケースもあります。例えば、詰め物や被せ物のような人工物はホワイトニングすることができませんし、また、天然歯であっても「神経を失って変色した歯」や「テトラサイクリン」で変色した歯はホワイトニングでもほとんど白くなりません。

ホワイトニングの
メカニズム

歯ホワイトニングジェルの主成分である過酸化水素・過酸化尿素は、エナメル質内の黄色い色素を無色透明に分解します。これにより、歯の黄ばみが漂白され、輝く白い歯になります。

  • 歯の内部の色素が多く、歯が黄色く見えている状態。
  • ホワイトニングジェルを塗布すると、徐々に内部まで染み込んでいき、色素を分解。
  • 徐徐に色素も減り、透明のある白い歯になった状態。

Types of whitening

Type 01

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは、歯科医院で作った専用のマウスピースの中に、患者さん自身で薬剤を入れていただき、ご自宅で毎日数時間装着する方法です。希望通りの白さになるまで時間がかかりますが、自宅でできるメリットがあります。
Type 02

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行うホワイトニングです。高濃度の薬剤を使用するため短時間で歯を白くできる反面、短期間で色の後戻りが起こりやすいというデメリットもあります。
Type 03

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行う方法です。各ホワイトニングを単体で行うよりも短期間での白さアップが期待でき、効果も長持ちしやすいのが特徴です。

Difference between whitening and cleaning

歯科医院で歯を白くする方法といえば、「ホワイトニング」がまず頭に浮かぶことかと思いますが、「クリーニング」とどんな違いがあるのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。

クリーニング

歯垢や歯石、茶渋やタバコのヤニなどの歯の表面に付着した汚れを落とす事を目的としています。ご自身本来の歯の状態に戻すためのものであり、歯を白くするためのものではありません。

ホワイトニング

ご自身の歯の明るさと透明感をあげて歯を白くするもので、歯の漂白と考えていただくとわかりやすいと思います。
どちらも歯をキレイにする処置ですが、使用する器材や薬剤、治療目的などが大きく異なります。飲食物や加齢による歯の着色、変色はクリーニングで落とすことは困難なので、歯の着色や変色を改善する、という点では明らかにホワイトニングの方が優れています。ですが、クリーニングの主な目的は、歯の表面の衛生状態を向上させることなので、口元の美しさだけではなく健康面も向上させる上では、受けていただくことをおすすめします。

Features of our whitening

当院では、マウスピースを作成する際『 TRIOS3 オーラルスキャナー』という機械を使用します。これは従来のトレーに盛った粘土のような印象材を、お口の中に入れて行う型取りとは違い、小さなカメラでお口の中を撮影して、型を取っていくだけですので、「オェ」っと苦しくなったりすることもなく型取りが行えます。

また、用いている薬剤は、アメリカに留学していた院長が、日本の物よりも濃度の高い薬剤を個人輸入し、用意しているので、ホワイトニングの効果が感じやすいのが特徴です。*

*個人差があります。また、知覚過敏の症状が出た場合には、高濃度の物は使用出来ません。