🦷虫歯の進行と痛みについて🦷

2023年03月03日

虫歯を放置してしまうと大変なことに・・・・!?

みなさんが思っている以上に虫歯は身体のいたる所に影響を及ぼしてしまいます。

虫歯は歯科用語で「う蝕」と呼びます。小さなう蝕でも放置してしまうことでどんどん進行していってしまいます。ミュータンス菌などの原因菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなり、ついには穴が開いてしまう病気のことです。虫歯は歯周病と同じように、重症になるまでは自覚症状が少ないため自分では気づきにくいことが特徴です。

 

う蝕は英語のカリエスの頭文字をとり、進行状況により5段階に分類されます。

虫歯の予防には、ブラッシングでお口の中を清掃(プラークコントロール)して虫歯菌を取り除くことが必要です。また再石灰化することで歯を強くし、虫歯を防ぐことができます。フッ素入り歯磨き粉やフッ素洗口液が有効です。また歯に穴が開く前に定期検診で発見できれば、早期治療が可能になります。みなさんで予防意識を高めることが大切です

 

 

札幌歯科 院長  坂本 渉  Sho Sakamoto

歯学博士
米国ロマリンダ大学インプラント科卒業
北海道医療大学歯学部歯周歯内治療学分野非常勤講師

 

日本歯周病学会 認定医
日本歯内療法学会 専門医
日本歯科保存学会 認定医
アメリカインプラント学会 認定医
ジャパンオーラルヘルス学会 予防歯科認定医