患者さんに対するインプラント治療への思い2

2021年05月19日

札幌歯科 院長  坂本 渉  Sho Sakamoto

歯学博士
米国ロマリンダ大学インプラント科卒業
北海道医療大学歯学部歯周歯内治療学分野非常勤講師

日本歯周病学会 認定医
日本歯内療法学会 専門医
日本歯科保存学会 認定医
アメリカインプラント学会 認定医
ジャパンオーラルヘルス学会 予防歯科認定医

 

本日、若手歯科医師の為の勉強会(さかもと塾)インプラントベーシックコースの第一期が修了しました。

このコースは、アメリカから帰国して初めて、私の考えるインプラント治療への向き合い方を話しさせて貰えたかなと思っています。

数年前までは、インプラントのコースは開催しないつもりでした。

なぜなら、自分が長い時間と大金をかけて得てきたものを安売りしたくなかったからです。

しかし、開業してから考えるようになったことが、
『今年で40歳になるし、歯科医師として働けるのも長くて25〜30年くらいだな』
『今は、人生100年時代。60歳の患者さんにインプラント入れたとしても、最後まで診てあげられない……』
『私と同じ考えではなくとも、しっかりとインプラント治療を理解し、後を任せられる先生が必要だ』

というものでした。

それでインプラントコース開催を決めました。

今回参加して頂いた先生や技工士さんに少しでも私の思いが伝わってくれていたらいいなと思います。

また、今後インプラント治療を受ける患者さんに安心してもらう為にも続けていこうと思います。