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歯医者・歯科 おすすめの病院ってあるの?

2021年06月22日

インターネットで歯科医院を探す時、検索ワードで「〇〇(地域名)歯医者 おすすめ」とかで探すこと多いですよね。

お医者さんを探す時は、目が充血していたら眼科を探しますし、スポーツで足首を捻ったりしたら整形外科を探しますよね。

では、お口の中の調子が悪い時、『歯医者・歯科』で探したらどこでも一緒なのでしょうか?

 

《意外に知られていない歯科の専門性》

歯科における「認定医・専門医」は、2021年6月現在、日本歯科医学会に属する21の専門分科会のうち17学会が、22の認定分科会のうち21学会が、それぞれの学会基準で専門医・認定医制度を設け各領域の専門家を養成しており、またこれ以外にも専門医制度を設けている団体も存在します。

一言で「歯科」と言っても、様々な分野の学会の認定医・専門医が存在するということです。

ただ、現在、歯科においての専門性に関しては、告示で定める基準を満たすものとして厚生労働大臣に届け出がなされた以下の5団体、5資格名のみが広告可能となっています。

また、広告可能な歯科医業の診療科名は歯科、矯正歯科、小児歯科及び歯科口腔外科のみとなっていて、現状では「専門医」として広告できるものと、「診療科名」として標榜できるものとの整合性がなく、歯医者ですらわかりにくい状態なので、その広告や標榜をもとに歯科医療を選択し提供される側の患者さんにとっては、なおさらわかりにくく混乱する状態になっています。

これは、医学・歯科医学の発展に伴い、歯科医療が高度化するとともに分野が細分化かつ専門化することで、多様化している国民が求める歯科医療に対応する為だったと考えられます。

近年、国民に安心・安全な歯科医療を提供するため、専門医制度の見直しが行われておりますが、まだまだ時間がかかりそうな状況です。

 

上記の5資格以外の専門医例

一言で「専門医」と言ってもその認定基準は学会や団体によって様々であり、レベルもまちまちですが、今回挙げた学会専門医はすべて、日本歯科医学会 専門分科会の専門医資格なので、専門医制度としてはしっかりしていると考えられます。

このように、お口の中のことでも様々な専門があるので、「歯医者 おすすめ」で調べたとしても、大人の虫歯治療なのか、子供の虫歯治療なのか、歯周病の治療なのか、根管治療(歯の神経の治療)なのか、被せ物の治療なのか…など

どの治療に対する「おすすめ」を求めているのかがわからない為、答える事が難しいことがお分かり頂けるかと思います。

まずは、自分のお口の中のどの部分が悪くて、どんな治療が必要なのかなど、ご自身の状態を知る事が重要なのです。

 

では、どのように状態を知るのが良い方法なのか?

それは、1軒だけではなく複数軒の歯科医院を訪れて、セカンドオピニオンを求めたり、複数の学会の認定医や専門医資格を有する広く正確な着眼点を持つ歯医者に診てもらうことではないでしょうか。

それから自分の病状に対して的確に治療をしてくれる自分にとっての「おすすめの歯医者」を探すのが近道かもしれません。

 

札幌歯科 院長  坂本 渉  Sho Sakamoto

歯学博士
米国ロマリンダ大学インプラント科卒業
北海道医療大学歯学部歯周歯内治療学分野非常勤講師

日本歯周病学会 認定医
日本歯内療法学会 専門医
日本歯科保存学会 認定医
アメリカインプラント学会 認定医
ジャパンオーラルヘルス学会 予防歯科認定医